日本語      English

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NEW

横山博ピアノリサイタル

 

『ジョン・ケージを探せ!』

有の非在または無の非在。

 

FEEL JOHN CAGE!

"Non-availability of something or non-availability of nothing."


Program

 

ジョン・ケージ:《夢(1948)》

モートン・フェルドマン:《Two Intermissions(1950)》

フィリップ・グラス:映画「めぐりあう時間たち」より(2002)

モートン・フェルドマン:《Intermission 6(1953)》

ジョン・ケージ:《ある風景の中で(1948)》

 

-Intermission-

 

坂本龍一:映画「戦場のメリークリスマス」より(1983)

ジョン・ケージ:《4分33秒(1952)》

モートン・フェルドマン:《マリの宮殿(1986)(演奏時間25分)》

ポップな響きをまとう世界を周遊し、

俊英のひもとく、

フェルドマン最後のピアノ作品

 

音は消えゆく。ちょうど砂上の楼閣のように、発せられるやすっかりと消え失せる。しかし、私たちは、音を通して、ときおり開かれた外部の永遠性に触れることができる。広大な協和音的な響きに、構成上の不完全な対称性があり、独特の瞑想性を持つのが、アメリカ実験主義の巨匠、モートン・フェルドマン(1926-1987)の作品世界だ。古楽に通じ、音色やテンポ、音量コントロールの精妙な感覚を備えた鍵盤奏者横山博が、テル・ハリリ遺跡にあったマリ宮殿の不完全な対称性にちなんだ、フェルドマン最後のピアノ曲の謎に今、交差する。ケージ、グラス、坂本作品のどこかポップな響きを回遊し、さらに433秒の沈黙の後で、視(み)えてくる永遠性とは、一体なんだろうか?

 

大西穣

 

Migrating through the sonority of consonance,
the keyboardist Hiroshi Yokoyama reveals Morton Feldman's
last piano work


The sound fades away. Just like a tower on the sand, they are ephemeral and disappear completely after they are emitted. But through sound, we can detect the eternity outside.
Known as one of the masters of American experimentalism, Morton Feldman (1926-1987) composes the world of consonant sounds on a grand scale, and with the imperfect symmetry, it has the unique meditative quality. Hiroshi Yokoyama, an expert of early music, and a keyboardist with an exquisite sense of tone, tempo, and volume control, will play Feldman's last and enigmatic piano work named after the imperfect symmetry of Palais de Mari of Tell Hariri.
After modern consonant sonorities of Cage, Glass, and Sakamoto's works, and after 4 minutes and 33 seconds of silence, I am wondering what kind of eternity that we could “see”?

 

Joe Onishi

NEW RELEASE

ジョン・ケージ

プリペアドピアノのための

《ソナタとインターリュード》

全20曲HDリマスター版が配信開始 

"この作品が本来具備している「メロディとしての美しさ・面白さ」が十全に発揮されている。"

 

"本録音には「音高の正確性」という「ファウンデーション」があり、それが満足されて初めて、「楽章ごとの性格に合わせた弾き分け」という「コンストラクション」が意味を成す段階に移行できる。本録音は「土台」はほぼ完璧であり、その上に建てるべき「ウワモノ」の方も抜かりはない。「サイレンス」の配置、という点も充分に考慮されている。"

 

"横山博の演奏は典雅で、あたかも、クラヴィコードでバロック以前の曲を聴いているような心地良さだった。打楽器アンサンブル的でもガムラン的でもホケット的でもなく、クラヴィコード的だった。ネジでプリペアされた高音域が適切なタッチで演奏されており、特に美しかった。"

アプリマークをクリックすると、アルバムを再生できます



>>>批評誌『エクリヲ』によるロングインタビュー

Interview:横山博「アメリカ実験音楽を「古楽化」し、刷新する。鍵盤奏者、横山博のヒストリカルアプローチ」


NEW

モートン・フェルドマン

《バニータ・マーカスのために》

2020東京ライブ版

Spotify他で配信スタート!

"全く眠くならなかったし、むしろ静かに興奮した。独特な打鍵の美しさ、面と面の重なりが再起する瞬間にハッとさせられるからだろう。"

 

"横山博ピアノリサイタル、素晴らしかった。一般的なフェルドマン解釈では拍感や小節線の存在を希薄にすることに注力するが、横山氏の解釈はその逆。リズム構造を明確にし(すごい集中力!)結果として、いびつでダンサブル(!)な音楽が浮かび上がった。形骸化したフェルドマネスクに喝を入れる演奏。"

 

"グルーヴィーなモートン・フェルドマンを初めて聴いた。"

ご利用中のアプリマークをクリックすると、アルバムを再生できます


 

 

 

日本語      English

 

 

 

 

 

 

 

 

プリペアドピアノ解説(英語字幕付き)

ジョン・ケージ:第12ソナタ

ジョン・ケージ:4分33秒