本荘悠亜/横山博 2台のデジタルピアノによる演奏会 『白と黒で』
コンサート · 25日 2月 2024
デジタルのカタチ、 20世紀のチカラ。 カシオ計算機の創業者の一人、樫尾俊雄は、電子楽器を開発し、デジタル技術を使って世の中を変える製品を生み出した発明家。子どもの頃から音楽が好きだった俊雄は、人が楽しめる楽器とは何か」。これを追求するために、俊雄は「音とは何か」ということから考え始める。美しい音色とは何なのか……。考えを巡らせ、着想を得たのは鳥の鳴き声だった。「なぜ、鶯は、ホーホケキョと鳴くんだろうか。なぜ、鶏はコケコッコーと泣くん....

無の音を響かせる勇気 − “Let nothing sound!” 前田智成
読み物 · 27日 3月 2022
無から出て、無に帰す。 無に帰して、無から出る。 音は消えゆく。 音は立ち上がる。 「沈黙という ものはない。何かが音をたてながら つねに起こっている。 いったん本当に聴き始めたら 誰も考えることなどできない。 これは非常に単純だが、きわめて急を要することだ つぎにどうなるかは神のみぞ 知る」 ジョン・ケージ(1957)  音楽家が演奏を始める。  音を出す行為は、音を開始してから持続することにふつう注目がいく。リスナーは音の開始と変遷に注目をする。楽譜は、音の開始点と持続する長さを指定する。  しかし音楽家の技巧と個性がどこに顕著にあるのか?...

The courage to let nothingness sound – Let nothing sound! Tomonari Maeda
Reading · 27日 3月 2022
It comes from nothing; it goes into nothing. It goes into nothing; it comes from nothing. The sound fades. The sound rises...

横山博ピアノリサイタル『ジョン・ケージを探せ!』
コンサート · 07日 3月 2022
ジョン・ケージ:《ある風景の中で(1948)》 モートン・フェルドマン:《Two Intermissions(1950)》 フィリップ・グラス:映画「めぐりあう時間たち」より(2002) モートン・フェルドマン:《Intermission VI(1953)》  -Intermission- 坂本龍一:映画「戦場のメリークリスマス」より(1983) ジョン・ケージ:《4分33秒(1952)》 ジョン・ケージ:《0分00秒(1962)》 モートン・フェルドマン:《マリの宮殿(1986)(演奏時間25分)》

読み物 · 21日 3月 2020
クラヴィコードの説明/山野辺暁彦

読み物 · 20日 3月 2020
ケージ自身が《ソナタとインターリュード》出版後に報告した「プリパレーション説明書」をニューヨーク・パブリック・ライブラリー、及び、ペータース社から許諾を得てその全文を邦訳しました。

横山博ピアノリサイタル 《4'33''》《バニータ・マーカスのために》
コンサート · 11日 1月 2020
ケージの「沈黙の作品」は、1948年、当時勃興していたBGM配信会社に無音の楽曲を放送させる構想から始まった.... 大西穣

横山博プリペアド・ピアノ・リサイタル ジョン・ケージ《ソナタとインターリュード》全20曲 演奏会
コンサート · 22日 12月 2018
プログラムノート 『ピリオド楽器としてのスタインウェイ』横山博

パッヘルベル《アポロンの六弦琴》
コンサート · 11日 9月 2017
カノンの作曲家 「本当の自信作」 《アポロンの六弦琴》全6曲 日本初演

Debussy 波の戯れ ドビュッシー、古楽という抜け道
コンサート · 15日 8月 2017
プログラムノート『映像(イメージ)と言語の狭間で』 川上哲朗

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